美作お誕生日おめでとう!

こんにちは、武家諸法度です。

明日10/17(土)は、『PigeonBlood』美作祥輔の誕生日
『PigeonBlood』プレイ中、彼が繰り出す鬼畜の所業の数々に
誰もが一度は舌打ちしたであろうキング・オブ・クズ、美作祥輔。
「顔さえよければ大抵のことは許される」というこの世の理を体現してみせた彼ですが
甘ちゃんな和樹を心身ともにいじり倒すことで、
男として一回りも二回りも成長させるという偉業を成し遂げた人でもあります。
色々乗り越えたからこそ、美作ルートのHAPPYエンドは胸にこみ上げる喜びもひとしお!

また、自身のルート以外でもまんべんなく暴れた結果、
『PigeonBlood』について語ろうとすると真っ先に美作の顔が浮かんでくる……なんて現象もしばしば。
未プレイの方には、彼の存在感がどれほどのものなのかぜひとも味わっていただきたく思います。

体験版も配布中の『PigeonBlood』公式サイトは【コチラ】から、
製品版は【PIL/SLASHオンラインショップ】からどうぞ!

ということで、一日早いですが可愛いバースデーイラスト&ミニSSとともにお祝い!!




テキスト・金山じゅん

【桐島 和樹】「美作さん、お誕生日おめでとうございます」
【美作 祥輔】「うん、ありがとう。こうやって笑顔の和樹君に祝ってもらえるなんて、なんだか夢みたいだな」
【桐島 和樹】「そうですか? 僕、いつもそんな不機嫌でしょうか」
【美作 祥輔】「ちがうって。俺のこと殺したいほど憎んでいた君に、シャンパンで祝ってもらえるなんて奇跡みたいだなって思っただけ」
【桐島 和樹】「……」
【美作 祥輔】「まあ、俺もけっこうひどいことしたと思うけど、和樹君の怒り方もハンパなかったからさ。そんな和樹君とこんなに仲良くなって、エッチなこともいっぱいできるようになったなんて夢みたいだなって」
【桐島 和樹】「……いいじゃないですか、そんな話。もう、終わったことだし」
【美作 祥輔】「あ、ごめん。怒っちゃった? 俺、無神経だから、ほんとごめん」
【桐島 和樹】「いえ……。あ、シャンパンどうですか?」
【美作 祥輔】「うん、美味しいよ。和樹君に注いでもらえれば何でも美味しいけど」
【桐島 和樹】「僕、お酒に詳しくないので、人気があるって言われたものを買っただけなんで。美作さんの口に合うか心配でした」
【美作 祥輔】「ヴーヴクリコのイエローラベル、悪くないよ。さっぱりして飲みやすい」
【桐島 和樹】「はい。口当たりいいですよね。僕でもすいすい飲めます」
【美作 祥輔】「じゃあ、おかわり注いであげるよ」
【桐島 和樹】「ありがとうございます。……ごくごくごく、ふうー美味しいですね。ごくごく……」
【美作 祥輔】「ず、ずいぶんいい飲みっぷりだね。……あのさ、和樹君……あんまりごくごく飲まないほうが、いいんじゃないかな」
【桐島 和樹】「大丈夫ですって。飲み過ぎはあの時で懲りましたから、もう二度としませんよ」
【美作 祥輔】「頼むよ。いくら和樹君が可愛くても、俺もあれは二度とごめんだからね。じゃ、ゆっくり飲もう」
【桐島 和樹】「はい、そうします。美作さん、普段はもっと高級なシャンパンを飲んでるんですよね」
【美作 祥輔】「高級かどうか知らないけど、わりと珍しいのが好きかな」
【桐島 和樹】「たとえば、どんなのですか」
【美作 祥輔】「そうだなあ。珍しいって言えばあれかなあ……。グー・ド・ディアモン・テイスト・オブ・ダイアモンズ」
【桐島 和樹】「名前だけでも高そうですね」
【美作 祥輔】「うん、安くはないね。うちの会計やってる秘書が高すぎるってぶつぶつ文句言ってた」
【桐島 和樹】「へえ、美作家でも高いっていうのなら、すごい値段なんでしょうね。いくらくらいなんですか?」
【美作 祥輔】「俺もよく知らないけど、2億とか言ってたな」
【桐島 和樹】「え? におくって……まさか2億円!?」
【美作 祥輔】「そう、2億円。けっこう高いよね。1本だもんなあ。いくらちびちびのんだって20分でなくなるよね」
【桐島 和樹】「高すぎますよ! 意味わかんないですよ! 2億円のお酒なんて。信じられない……」
【美作 祥輔】「あ、そうだ。和樹君のお誕生日はそれにしようか。俺ももう1回飲んでみたい」
【桐島 和樹】「……いえ、遠慮しときます。僕の誕生日は依子さんお手製の梅酒でいいですから」
【美作 祥輔】「はは、和樹君は謙虚だなあ。よし、じゃあ美作家の厨房に命じて、世界一の究極梅酒を仕込ませようかな」
【桐島 和樹】「世界一の究極……」
【美作 祥輔】「うん、たしか梅園もどっかに持ってるはずだからさ。楽しみにしててね」
【桐島 和樹】「……は、はい」


それでは、本日はこの辺で。
また次回の更新でお会いしましょう。